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一等三角点 志戸子
 屋久島には2つの一等三角点がある。 一つは九州最高峰の宮之浦岳にあり、多くの登山客に親しまれている。 もう一つは、地元の人でもほとんど近づかない志戸子岳に設置された一等三角点「志戸子」だ。 隣の一湊岳(いっそうだけ)登山道が近年に整備されたので、何とか探訪できるとの情報をHPで見つけた。 標石が小さいとの話もあり、短い屋久島滞在ではあるが、その貴重な一日をこの三角点探訪に投入した。 結果は、展望のない長時間の山歩きに閉口したが、一湊岳そして志戸子岳からの展望はすばらしく、充分に満足した三角点探訪であった。
基準点コード TR14530449001
点名 志戸子 (しとご)
種別等級 一等三角点
標識番号
標高 907.91m
設置日 ?(点の記なし)
展望
地形図 屋久島−屋久島東北部−一湊
所在地  鹿児島県熊毛郡屋久島町志戸子
地図・軌跡 GoogleMap & RouteMap 登山マップ
探訪日 2013年8月4日
三角点へのルート
 一湊(いっそう)地区から吉田地区に向かう県道78号線でトンネルの手前を左折し林道に入る。この林道は一湊岳登山口まで続くが途中に車止めがある。セダンではそこまでも難しく、結構手前で駐車する。20分ほど林道を歩くと三差路になるのでここは左に進む。約10分で林道終点になる。ここまで来れば行き過ぎ。登山口は終点の手前50m、林道が右にカーブする部分、右側の木の幹に赤テープがある。よく見れば山に向かう踏み跡もある。これが一湊岳登山口である。後は赤テープが丁寧に付けられていて、所々にはロープ場も用意されている。2時間ほど一湊岳登山道を進めば、一湊岳から志戸子岳を結ぶ尾根近くになる。この辺から志戸子岳に向かうが、尾根は荒れていて歩けない。尾根の少し下を薮を避けて志戸子岳に向かう。テープも踏み跡もない。約20分余りで三角点のある山頂に達する。


三角点の周辺
県道78号線、トンネルの手前で左折し、登山口のある林道に進む 林道には車止めがあり登山口まで行けない 一湊岳登山口。木の幹に付けられた赤テープが目印になる
テープやローブが付けられた一湊岳登山道 尾根近くの沢。苔むした景色は白谷雲水峡で見たのと同じだ 一湊岳の山頂
長い登山道の疲れが癒される展望だ
一湊岳から南方向の展望  宮之浦岳は雲の中に隠れていた
一湊岳から北方向の展望  これから向かう志戸子岳が目の前に広がる
一湊岳から志戸子岳には道がない 志戸子岳山頂の三角点設置場所 一等三角点「志戸子」
志戸子岳山頂からの眺望  三角点の近くにある大岩に上がれば展望がある
大浦の湯近くの海岸 海水浴の後風呂に入れるのがいい 大浦の湯 300円 大浦の湯 内部
一湊地区の西にある湯(温泉ではない)  志戸子岳登山の後、汗を流させてもらった

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